xmpp-2ch-checker
概要 †
python上で動作する、インスタントメッセンジャーボット型の2chリーダーです。
- 指定したdatファイルを25秒おきに監視し、更新されているようなら差分を表示します。
- あらかじめ指定しておいた板の中で、もっとも勢いのあるスレッドや最新のスレッドを抽出します。

動作環境 †
- Python 2.5
- xmpppy (+pydns)
- XMPP(Jabber)のアカウント1つ
が必要です。Python + xmpppy が動作するのであればOSは問いませんが、起動用のシェルスクリプトはLinux用のものが同梱されています。
また、対話するためにIMクライアントが必要です。PidginやGoogleTalk?など。
インストール・設定方法 †
tgzファイルを展開後、config.pyをテキストエディタで編集してください。
account = {} のセクションに、XMPP(Jabber)のアカウントを指定します。GoogleTalk?のアカウントも使えます。(その場合、Portは5223となります)
subjectTxtList? = {} のセクションに、各板のsubject.txt を列挙します。多すぎると recommend などを実行した際に時間がかかりますので、勢いのある板を4つ登録するぐらいにしておいた方が無難です。
2ch-checker-control.sh, loopexec.sh, xmpp-2ch-checker-bot.py にはそれぞれ実行パーミッションが必要です。
起動方法 †
xmpp-2ch-checker-bot.py をそのまま実行すると、フォアグラウンドで動作します。Ctrl+C で終了します。まずはフォアグラウンドで直接起動し、アカウント設定が会っているか確認してください。
バックグラウンドで動作させるには、
$ ./2ch-checker-control.sh start
とします。終了するには、 $ 2ch-checker-control.sh stop です。./2ch-checker-control.sh で起動した場合は、xmpp-2ch-checker-bot.py がクラッシュした場合でも強制的に再実行します。注意してください。
起動時の標準出力は execute.log に出ますので、動作がおかしい場合は確認してください。
使用方法(コマンド) †
IMソフトウェアでボットのアカウントにコンタクトし、こちらから発言することで動作させます。
help †
ヘルプを表示
stop †
監視をストップ
stat †
現在の状態を表示。取得メッセージ送信先、更新感覚、スレッドURLなど。
recommend †
config.py の subjectTxtList? に指定してある板の中で、もっとも勢いのある(書き込み速度の速い)スレッドを抽出してdatファイルのURLを表示する。(上記のサンプル画像のような状態)
subjectTxtList? に登録してある量によりますが、取得に数秒かかります(newも同様)。気長に待ってください。
URLをコピーペーストでボットに通知し、監視を開始してください。
new †
config.py の subjectTxtList? に指定してある板の中で、もっとも新しいスレッドを表示。 URLをコピーペーストでボットに通知し、監視を開始してください。
time †
time [秒数] とすることで、更新感覚を指定。(例: time 60 →60秒間隔で監視する)
スレッド、もしくはDATファイルのURL †
スレッドのURLもしくはDATファイルのURLを指定すると、そのURLの監視を開始します。
本アプリケーションは複数人数で使うことを想定していません。たとえば、アカウントAがあるスレッドの監視要求を行うと、本ボットはアカウントAに向けてのみ更新差分を通知します。その間、アカウントBより他のスレッドの監視要求を行った場合、本ボットはアカウントAに向けて行っていた動作を停止し、アカウントBに向けて更新情報を通知するようになります。
現在どのアカウントに向けて動作をしているかは、stat コマンドでチェックできます。
ダウンロード †
http://ytyng.com/develop/xmpp-2ch-checker.100.tgz 5KB (v1.00)