Me,XP,Vineのトリプルブート

Last-modified: 2014-08-16 (土) 12:41:50 (1987d)

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Me,XP,Vineのトリプルブート

先回(Me,XP,Vineのトリプルブート 失敗編)失敗してしまった教訓をもとに、基本設計の見直し。

パーティションの分割

  • 基本領域1(hda1)-FAT32:WindowsMe
  • 拡張領域1(hda5)-ext2:Linuxブート用
  • 拡張領域2(hda6)-ext3:Linux用
  • 拡張領域3(hda7)-LinuxSwap?
  • 基本領域2(hda3)-FAT32:共有データ用
  • 基本領域3(hda4)-NTFS:WindowsXP用

基本的に先回のものとあまりかわっていません。並び順の変更は速度的な物よりもメンテナンス性というかわかりやすさを考えたつもりです。

先回、WindowsXPのインストーラにパーティション切りをまかせてえらい目にあったので、今回は事前にパーティションを分割しておきます。拡張領域は合計で3GBほどとり、中の分割はVineLinuxのインストーラにまかせます。

ブートセレクタ

前回、VineLinuxのLiloにまかせて挙動がおかしくなったので、今回はそれを修正するよりもNTLDRにまかせることにしました。

インストール手順

インストールは、

  1. WindowsMe
  2. VineLinux
  3. WindowsXP

という順で行います。

VineLinuxのインストールは、最後でもかまいません。

まず、WindowsMe用のディスクパーティション(FAT32)を作り、別マシンでインストールします。

ついでに、他のパーティションも今の段階で作っておきます。共有データ用のディスクはFAT32でフォーマットしておきます。

さらに別マシンでVineLinuxもインストール。Liloはhda5にインストールし、MBRをいじらないようにします。

後々NTLDRにVineLinuxを登録するため、このブートセクタを切り出しておきます。

VineLinuxインストールディスクで再度起動させ、boot:

linux rescue

と打ち込み、レスキューモードで起動させます。*1

レスキューモード起動の際は、表示言語をJapaneseとEnglishで聞いてきます。ここでは、Englishを選んだ方がいいようです。

レスキューモードが起動したら、共有ディスクをマウントします。一例では、

mkdir /mnt/dos
mount hda3 /mnt/dos

こんな感じでしょうか。

次に、ブートセクタの切り出しを行います。

dd if=/dev/ブートパーティション名 of=出力先ディレクトリ/ファイル名 bs=512 count=1

が基本書式らしいですので、

dd if=/dev/hda5 of=/mnt/dos/bootsect.lnx bs=512 count=1

こうなりました。

次は、WindowsXPのインストールを行います。WindowsXPのインストールディスク中のi386フォルダを丸ごと、共有ディスクにコピーします。ついでに、各種デバイスドライバも共有ディスクにコピーしておきます。

ハードディスクを取り外し、実機に接続し、起動させます。

WindowsMeの起動が完了したら、共有ディスク内のi386フォルダへ移動し、winnt32.exeを実行すれば、WindowsXPのインストーラが起動します。しばらくして、自動的に再起動。

OSの選択画面が表示されるので、WindowsXPセットアップみたいなのを選び、次に進みます。

かなり時間はかかりましたが、WindowsXPのインストールも完了。これで、現段階だとWindowsMeとWindowsXPのデュアルブート状態になってるはずです。

先ほどVineLinuxのローダーを切り出しておいたので、そのファイルをNTLDRに登録します。

共有フォルダにあるVineLinuxの起動イメージをWindowsXPの起動ディスクのルートディレクトリへコピーし、そこにあるboot.iniを編集します。boot.iniはシステムで保護されているファイルなので、標準設定のエクスプローラでは見れません。オプションから「保護されたファイルは表示しない」みたいなところのチェックを外すか、「ファイル名を指定して実行」から

notepad c:\boot.ini

と打ち込むなどして編集、次の一行を最終行に追加します。

C:\bootsect.lnx="Vine Linux 3.1"

これで、最初の起動選択画面でVineLinuxが選択できるようになりました。

これでインストール作業は終了です。

動作確認

PCを再起動させ、起動時に選択されるメニューをそれぞれ選んで動作を確認します。今回はすべてのOSが思い通りに動きました。大成功です。

気づいたこと、まとめ

  • WindowsXPの起動が思ったより早かった。
    ってことで、はっきり言ってWindowsMeはいらないような気がしてきました。 昔のマシンでもしっかり動くOSだったんですね。
  • VineLinuxでトラックポイント*2を動かすとカーソルが暴走する。
    右と上への入力はしっかり伝わるんですが、左や下が入るとカーソルが左下へ吹っ飛びます。USBマウスを接続した場合、USBマウスは正常に動きます。この機種はタッチパネル搭載のため、それ関係の誤動作だと思うんですが。
    後記:マウス設定を見直し、PS2に設定したら直りました

失敗したのを含め、インストール作業でほぼ丸1日費やしてしまいました。まあ、ゲームやりながら、TV見ながらの作業だったんで大変だったという感じはしません。そこそこ面白かったです。

後記:現在は、WindowsXPとVineLinux3.1とSuSELinux9.1のトリプルブートとなっています。大人のおもちゃ。



*1 ブートフロッピーがあるならブートフロッピーで起動させた方が確実です。
*2 トラックポイントと言えばIBMの登録商標?富士通のこのポッチの名前がよくわからなかったのでこう呼ばせてもらいます。キーボードのGとHキーの間についてるHID(ポインタってかマウスみたいなやつ)のこと