MDで打ち込みオケを再生する

Last-modified: 2014-08-16 (土) 12:41:50 (2120d)

規格/仕様

今回は、MDプレイヤーから打ち込みを流し、生ドラムと同期をとる方法を書いてみます。

MDの片方のチャンネルにクリックを入れ、MDのもう片方のチャンネルには打ち込みデータを入れます。クリックの方をドラマーが聴き、もう片方をPAさんのミキシング卓へ送ることによってライブハウスなどで打ち込みとの同期がとれるようになるわけです。MDプレイヤーはドラマーの傍らに置き、クリックはミキシング卓は通しません。PAさんから見れば、「ただの楽器」とみなしてもらえるわけです。ちなみに、打ち込みデータは当然モノラルになるわけで、パンニングするデータは再生できないわけですが、ライブハウスでの再生に関してはステレオ感は考えなくてもいいと思います。

よく、小型のシーケンサやMTRをライブハウスに持ち込んでいる人たちも見かけますが、それらの場合はかさばりますし、接続や再生をする上でのミスも多くなると思います。やはりMDプレイヤーを使うのが信頼性も高く、小型で、しかも故障した場合だれかしら持ってるMDプレイヤーを流用することもできるので、安心です。

md_oke2.jpg

パーツリスト

まず、ステレオミニプラグが1つ。MDプレイヤーのラインアウト端子もしくはヘッドフォン端子に接続するためのものです。 そして、ステレオフォーンジャックが2つ。これは、ヘッドフォンへのクリック出力用と卓への打ち込み出力用のものですが、「ヘッドフォンはミニプラグしか使わない!」という方はミニジャックを使えばよいと思いますし、「ライブハウス的にフォーンでもらうよりもRCAピンでもらったほうがうれしい」という場合はメスピン端子に変更したほうがよいと思います。要するに、使用する場合に応じてパーツを変更させてください。

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左:ステレオフォーンジャック / 右:ステレオミニプラグ

回路図


md_oke1.gif

見ての通り、非常に簡単です。回路図を描くまでもなかったですね。ちなみに、上記「パーツリスト」では、入力端子は「ステレオミニプラグ」と書いてますが、回路図をどう見ても入力はジャックです。すいません、まちがえてしまいました。入力をステレオミニジャックにした場合は、別途ステレオミニケーブルを用意すればいいかと思います。

INPUT端子に入力された信号をLとRで分け、LチャンネルををOUTPUT1のLとRに接続します。これがヘッドフォン出力となるわけです。

RチャンネルはOUTPUT2端子のLチャンネルのみに接続し、Rチャンネルはアースに落としておきます。これにより、モノラルのフォーンプラグが接続されたとき、正しく信号を送ることができるわけです。

打ち込みデータの録音

データを記録する前に、当然ながらLとRでパン分けをしておきます。

Lチャンネルにはクリックのみを流し、Rチャンネルには打ち込みオケが流れるようにパンを分けてください。この時、当然ながらRチャンネルにクリックが入ったらいけないわけですが、Lチャンネルには多少Rチャンネルの打ち込みデータが流れるようにしてもよいかと思います。