AMDらくらくキットでUbuntuLinux

Last-modified: 2014-08-16 (土) 12:41:50 (2121d)

いきさつ

長年の経年劣化で、サーバとして利用していたMEGAPC651が死去しました。具体的には、マザーボードが原因不明の起動不良のため使えなくなりました。その後すぐにデスクトップ機をサーバ用に再構築し、サーバは復活したのですが、デスクトップ機がたりなくなってしまいました。

マザーボードとケースのみ新調し、新しいPCを組もうかとも思ったのですが、パーツを流用するための要求は

  • Socket471
  • AGPスロット
  • DDR

と、現行品ではまず無いスペックで、対応マザーは発見できませんでした。

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そこで、新しくパーツを買ってPCを組もうか…と考えていたところ、この「AMDらくらくキット」を発見。

AMDらくらくキットの構成

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AMDらくらくキットは、CFDが販売する自作キットです。おそらくいくつかのグレードがあると思うのですが、僕の見つけた物の内容は……

  • CPU Athron64 X2 4200+
  • マザーボード Jetway M2A694 (AMD RS690Gチップセット,Socket AM2,ビデオ内蔵,Micro ATX)
  • メモリ CFD Elixir DDR2-800(PC2-6400 CL5) 1GB

これで 2万円ほどと、パーツ単体購入するより数千円は安い印象。お得感を感じたため、このキットを購入しました。

OSの選定

このキットは「Windows Vista対応」と銘打っていて、Vistaで使われることを想定しているのでしょうが、Vistaの導入は予算的に保留。メインでUbuntu Linuxと、サブで余っているWindows XP Home を入れることにしました。

なお、今回壊れたMEGAPC651は我が家で最後のWindows XPで、これが無くなったため現在我が家ではWindows Vistaのみ使っています。

マザーボードの観察

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CPUクーラー取付部やメモリスロットなど、黄色を多く使っていて若干安っぽい印象。

ビデオ機能が内蔵されていて、そのままDVIやアナログRGBが接続できます。僕はハイエンドゲームは基本的にしないため、これで十分。気が向いたらビデオカード買います。

プリンタ用のパラレルコネクタやシリアルコネクタは実装されていませんが、ピンは出ているのでそのまま使えそうな気配です。まあ、いりませんが。

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バックパネルを見ると、ディスプレイ出力のポートにそれぞれ2通りのパターンがあるのがわかります。どうやら、HDMI搭載モデルなどもあるようです。DVIと排他使用のようで、僕のはDVIモデルでよかった。

また、僕のはネットワークポートは1つのみです。オーディオは8ch出力なので、右側のオーディオ出力ポートには全部穴を開けました(でも使う予定ありませんが)。

とりあえず接続して動かしてみる

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ケースが無いですが、とりあえず繋げて動かしてみます。

電源は壊れたMEGAPC651のものを使います。マザーボード電源は20ピン、CPU電源も4ピンと、今回のマザーボードに使うには若干型落ち感がありますが、おそらく動くでしょう。

HDDと光学ドライブはあまっているので、さっくり繋げて、起動…しようと思ったら、電源スイッチが無い。

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こんなこともあろうかと思い購入しておいたIGNITION2(いわば、外付けの電源スイッチ・リセットスイッチ・電源インジケータ・HDDアクセスランプ)をマザーボードに接続し、いざ起動。

電源が投入され、HDDもDVDも回り、Ubuntu(日本ローカライズド版)起動か…と思いきや、起動完了前にハングアップ。こんなメッセージ。

cannot allocate resource region of device 1 of ...

よくわからなかったので、Ubuntu公式のAMD64版を公式サイトからダウンロード。ダウンロードの間に、WindowsXPを試してみることにしました。

XP Home のインストールCDを挿入し、再起動。あっさりインストーラが起動し、HDDに30GBのパーティションを切って、あっさりインストールが完了しました。やるなXP。

XPはメインでは使うつもりはないんですが、最低限使えるようにしておきます。

  • マザーボードに添付のチップセットドライバのインストール
  • SP2適用
  • ライセンス移行手続き(電話で)

これでばっちり。32Bitかつシングルコアのみ対応のOSのはずなんですが、そのまま使っても今までのより十分早いですね。

Ubuntuをインストール

起動チェックもできたところで、Ubuntuをインストール。日本語ローカライズド版は動きませんでしたが、本家よりダウンロードしたAMD64版(7.10)は無事に起動できました。インストーラを起動させ、インストールを行います。

dev/hda2を30GBでつくり、そこにインストールして、さっくり完了。

ケースの選定

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目的のOSを起動させることができ、使用感も十分実用的だったため、入れるケースを探しに秋葉原へ。

予算5,000円〜10,000円。電源搭載のMicroATX専用ケースで十分。

フリージアやらツクモやら見てまわったのですが、ぐっと来るものは無く、結局ヨドバシカメラで Cooler Master Centurion 541 を購入。外観がかっこよかったので。電源未搭載なので、剛力プラグイン450Wも購入。

結局金額は18,000円程度、予算の2倍ぐらいになってしまいました。

組み立て

タワー型のケースなので特に難しいところはありません。

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このケースはマザーボードを一般的なものとは上下逆に設置する珍しいタイプで、ケースも向かって右側が開きます。 エアフローのことを考えているのでしょうか?パッシブダクトも右側になります。

僕はPCを机の足元、右側に置くので、このケースはパッシブダクトが外側になり、CPUファンノイズ低減効果が期待できます。このケースでよかった。

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CPUクーラーはリテール品を使っているのですが、さすがにちょっとうるさいです。冬ですし、速度をちょっと落としても大丈夫かと思い、余っていた(ショボイ)ファンコントローラを組み込むことにしました。

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しかし、このCPUクーラーとマザーボードは4ピンのファンコネクタのため(初めて見た)、旧式の3ピンファンコンはつながりません。そこで、3ピンファンコンのオスコネクタの一部を除去し、4ピンメスコネクタを繋げるようにしました。一番端の1本は結線できませんが、まあ問題ないでしょう。結線できていない端の1本のみ、ファンコンを通さず直結してもいいのでしょうが、いまはやめときます。そもそも何のケーブルなんだろう。

完成写真は上部のケース写真と大差ないので省略。あと、キャスターをつけました。

Ubuntu Linux を使ってみる

親切な設計で、特に悩むこともなくいろいろきるんですが、一応自分用メモ。

Synapticでインストールしたソフト

  • anthy,libanthy0,scim-anthy
  • synergy
  • flash plugin
  • beep-media-player
  • vlc, xine, mplayer
  • gparted
  • j2sdk
  • eclipse

フォントのインストール

  1. Nautilus(File Browser)のアドレスに、fonts://と入力し、フォントフォルダを開く。
  2. フォントファイルをそこにコピー
  3. fc-cache -fv でフォントキャッシュを更新

アプリケーションのスタートアップ起動

システム→設定→セッション

Firefoxの場所

/usr/share/firefox/

Win+R 風、アプリケーション実行

Alt+F2

Synergy関係

設定ファイル ひな型

section: screens
        pc01:
        pc02:
end

section: links
        pc01:
                down = pc02
        pc02:
                up   = pc01
end

サーバ起動コマンド

synergys -f --config ~/synergy.conf