足を乗せているときだけONになるループセレクタ(ワウ用)

Last-modified: 2014-08-16 (土) 12:41:50 (1992d)
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これは何?

ループセレクターの回線セレクトを、薄型のタッチスイッチ(押してON、はなしてOFF)にて行います。例えばそのタッチスイッチをワウペダルのフットボードの上に置けば、ワウペダルに足を乗せれば自動的にワウON、足を離せばワウOFF。便利です。ボリュームペダルでバイオリン奏法をする人も同様に便利なはず。

パーツリスト

音声信号のケーブル接続のための「フォーンジャック」x4、回路の中枢となる「リレー」x1、動作ON,OFF確認のための「LED」x1(と、9v電池をLEDの電圧まで下げるための固定抵抗)、小さくて薄いスイッチx1、プッシュ-プッシュ(ON-OFF)形スイッチx1。あとはそれを入れるためのケースと電池スナップ等があれば完成します。外部電源を使用するであればそれ用のジャックも必要となります。

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写真は左から「フォーンジャック(オープン型)」、「フォーンジャック(クローズ形)」、「9V電源プラグ」、「プッシュ-プッシュ型スイッチ」、「リレー」。

回路図


回路図(クリックで拡大)

青で描かれている「SW1」がリレーに内包されているスイッチで、左右のスイッチが連動しています。通常は下回路で、トゥルーバイパスになっています。

「リレー」と書かれているのがリレーのトリガーで、ここに9Vの電圧がかかるとSW1が上回路に変更され、SEND-RETURN間のループが有効になります。

「SW2」はプッシュ-プッシュ型スイッチで、このスイッチをONにすれば常時ループが有効になります。ワウペダルを中空状態で止めて演奏する時などに使うとよいでしょう。

「LED1」は動作インジケーターです。好きな色、好きな明るさで作ってください。

回路図では電源は電池っぽい描き方ですが、このようなデバイスを使用する場合は電源アダプタを使用するのが一般的だと思います。僕は両対応で作りましたが、このへんは好みで・・。ちなみに電源がなくなっても音が出なくなるわけではなく、常にトゥルーバイパス状態となるだけなので安心です。

ext.SWは外部タッチスイッチです。取り外せるようにしておくと便利だと思います。

工作

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まずは買ってきたばかりのケースをじっくり眺め、デザインを決めましょう。左写真は僕のいっつも使っているケース、260円。

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うら蓋に各パーツを乗っけて配置を確認。電池を入れてぴったりな感じ。

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パーツの位置を決めたら、電動ドリルで穴あけ。まずは小さい穴をあけ、じょじょに穴を大きくしていきます。プロはだんだんドリルの径を大きくしていきますが、僕はリーマーを使います。プロは絶対やらない手法ですが・・。

リーマーを使うと簡単で時間がかからないのですが、新円の穴があけられないんです。

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穴をあけたら、内部にシールドのためのアルミ箔を貼ります。金属製のケースを使っているなら不要です。

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シールドが完了したら各パーツの配置、仮止めを行い、必要なら位置の修正をしておきます。

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今回は複雑な配線ではないので、各パーツをケースに固定した状態で結線しました。

動作確認をして、完成。ちなみに、下部中央についてるピン端子は外部スイッチを接続するためのもの。回路図でいうext.SWの端子です。

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別途作成したタッチスイッチ。片側はピン端子。

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完成。インスタントレタリングはめんどくさかったので、今回も文字は手書き。

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こんな感じで使います。