極薄タムを自作する

Last-modified: 2014-08-16 (土) 12:41:50 (2014d)
jisaku_11_09.jpg

これは何?

僕はパール社の「リズムトラベラー」(コンパクトさが売りのやつ)というものを持っているんですが、タムは標準でシングルヘッド仕様となってます。12",14"の2タム仕様で使ってますが、両方とも深さが5"程度。薄いんです。叩くと、「ぽーん」てな感じでとても音程感があり、全然パーカッシブじゃないんです。いわゆる「どぅーん」というタムしてる音に少しでも近づけようと思い、裏ヘッドを張ってみることにしました。

作業工程

jisaku_11_07.jpg

これがリズムトラベラーのタム。「ぽーん」という音がします。シングルヘッドはティンバレスぐらい高い音程じゃないと効果が薄い。もしくはオクタバンのように極深シェルにするか・・

ロートタムに近い音ですね。アービターフラッツなんてのも記憶に新しい。

jisaku_11_01.jpg

ヘッドを外し、ラグアッセンブリーも外した状態。ラグをとめてあった穴が2つ見える。

シェルの作りが甘い。木もしょぼい。エントリーモデルって感じです。

jisaku_11_02.jpg

外したラグ。

jisaku_11_03.jpg

古いスネアドラムから外したラグ。これに交換します。

jisaku_11_04.jpg

上部の古い穴を再利用します。んで、下部の穴は新しく開けなおします。

ラグがかなりシェルの中央より離れますが、気にしない

jisaku_11_05.jpg

とりあえず穴をあけてみました。2mmドリルで下穴を開け、最終的に6mmドリルで仕上げ。

jisaku_11_06.jpg

新しいラグを止めます。ぴったり。

裏ヘッドを張る段階で問題発生!裏ヘッドを張ることを前提として作られていないため、ボトムエッジが加工されてません。

とりあえず面取りして角をなめらかにします。まだエッジが立ってない状態ですが、裏ヘッドの鳴りへの影響は許容範囲内だったので、気にしないで貼っちゃいました。

jisaku_11_08.jpg

内側から見るとこんな感じ。古い穴が中央に残ってます。ちょっとブザマ・・。

裏にはクリアーを貼りました。

jisaku_11_09.jpg

表ヘッドを張って、完成!

ほとんどスネアドラム・・。表は見ての通り、コーテッドアンバサダー。クリアー系を貼ればもっとタムっぽくなるかもですね。

完成

チューニングをして、鳴らしてみます。

音は見た目どおり、そして予想どおり、スネアドラムのスナッピーを外して低めチューニングした音です。

タムと比べると低音のふくよかさがごっそりなくなった感じ。攻撃的な音です。打面にクリアーを張ればもっとツンツンした感じの音になったと思います。

シングルヘッドの音よりだいぶましになりました。

最後に

ロックを叩くほとんどの人が音のヌケをよくするため、余分なサスティンを切るためにバスドラムフロントヘッドに穴をあけますいますが、あれと同じことがタムにも言えると思うんです。

要するに、タムの裏ヘッドに空気穴を開けるとサスティンがすっきりした音になるんではないかと。

実験はしてないです。

でも、プロがしてないってことは効果が薄いってことなのでしょうか?あんましタムのサスティンが邪魔なときもないですけど。

EVANSのヘッドにも似たようなものありますよね。でっかい穴があいてるスネアもありますし。